意外な人が意外な苦労を。

最近、悩みごとがあって、人に相談する機会が多かった。
でまぁ、いろんな人に相談してたわけです。

何をって、まぁ男女の問題ですよ。

でね、いろいろ話を聞いてみると、みんないろいろ問題を抱えてるんだなぁって思います。
それも意外な人が意外な苦労をしてたりするんですねぇ。
表面的にビジネスだけのおつきあいをしてる人とかもいてますが、たまたまそういう男女問題の話になって、「実はね…」と、こちらの状況を話すと、「いや、実は…」と、これまた相手さんも話始めるというようなことで。

もうね、人生順風満帆、何事も前向きに解決している大した人、と思ってた同世代の知人というか友人から、「実は三年ほど前に離婚してまして」という話を聞いた時は「ええエー!そうやったん?知らんかったわ!」てな感じでありまして。

まぁ女性の場合だと名字が変わるとかあるから、どうしてもすぐにバレちゃうとかあるんでしょうが、男だとそこは変わらないですからなぁ。
そういう意味では女性は大変ですわね。

で、いろいろ相談した結果で言うと、やはり「もめて、離婚して、反省して、再婚した」という人間の話が、一番心に響くんですねぇ。

やっぱり苦労の度合いが違うというか。

夫婦の内実がどうであれ、とりあえず夫婦関係が続いてる人に相談すると、夫婦関係が良ければ良いほど、答えが役に立たない。(笑)
いやまぁ、幸せなことで、それで良いのですけどね。

しかし、たとえば夫婦関係がうまくいかなくなって不倫してしまって家庭が荒れて、そこをなんとか持ち直した、とかいう話だと、参考になる話がいろいろ出てくるわけです。なにより「イヤでも反省せざるを得なくなる」という体験をしているという事なんだと思うのです。

これが、「結局別れた」という人の話だと、「悪いのは俺の××のところなんや。でも、それを直せなかったのだから、それ仕方ない。そういう自分を受け入れないと。」という話になってきます。

自分をどう受け入れていくのかという話になってくる。

で、結婚して別れて再婚した人の話だと、ここに「そういう自分を受け入れた後に、弱点を克服して新たに幸せに向かっていく」という前向きな力が加わることになるわけです。

で、多分、これらすべてが、ひとつの「ステップ」なんでしょうねぇ。階段のように、順番に登っていくしかないようなことなんだろうと思うんです。

離婚せずに続けるのは、それだけでも大変な努力が必要なわけですけど、別れてまた再婚となると、また別の種類の努力が必要で、まぁどっちが大変かというのはどっちとも言えないでしょうけど、ステップとしては離婚しなけりゃ再婚はないわけで、バツイチで再婚したという人の話はやっぱりひと味違いますね。

家庭に対する注意の払い方が違うというか。

みんな苦労してるんですなぁ。
いやはや、なんとも、ご苦労様です。