安心セラピー

あなたの心配グセを治す安心セラピー [セラピーシリーズ] (ムックの本)
今日も、よそで書いたネタです。すんまそん(古)。

単純にブックレビューなんですけどね。

この日記の
タバコが好きというのはウソである。 - こころめくり
で、「禁煙セラピー」を紹介しましたが、その作者のアレン・カーが書いた新作書籍です。


あなたの心配グセを治す安心セラピー [セラピーシリーズ] (ムックの本)

「安心セラピー」ってタイトルなんですがね。

これが実におもしろいです。
好きだなぁ、この内容。

人によるでしょうけど、僕は大好きですよ。「安心セラピー」。
まずは人生に取り組む、基本姿勢を、一冊の本で学べるって感じです。

この数年、依存症の話やらアダルトチルドレンの話やらをするたびに「禁煙セラピー」を思い出しては、「そうよなぁ、本一冊で依存症を解放してしまえるんだものなぁ、もっと僕も文章でいろいろ書いてみなくちゃなぁ」と思ってしまうのです。

で、この「こころめくり」でも「禁煙セラピーの依存に対する脱洗脳化手法は、あらゆる依存症に効果があるのではないか」みたいな事を書きましたけど、まさにこの「安心セラピー」は、そういう僕の思いつきを形にしてくれた、という感じがするのです。

この本では、「依存症に対する解放の方法論」みたいなことを、人生全般のさまざまな問題に適応できるように書かれていて、総論だからこそ、「安心セラピー」なのだよなぁと思ってるのです。

たとえば、なぜ禁煙できないかというと、それが「とても難しい事」だという思いこみがあるからなんですね。
まず、その「禁煙は難しい」という思いこみがあるから難しくなっているだけで、でも、「本当は簡単なんだ」と知れば、タバコなんて、簡単にやめられるわけです。

これを人生にあてはめると、「人生は難しい」という思いこみがあって、でも本当は「人生は楽しく簡単だ」というとらえ方もできて、しかも「簡単だ」と捉えた方が物事もうまく行くという、そういう余録までついてくるってわけです。

だからもちろん、あらゆる「依存症」は、こういう脱洗脳化手法で解放できるんだろうなぁと、うれしくなってしまう本でありました。

ということで、この本はちょっとお薦めだなぁ。
あんまり人生、難しく考えない事だよ。失敗もまた良し。
ですよ。