出張には三つ叉ソケットを。

年末から出張が続いておりまして。
東京、東京、白浜、年明けにまた東京。

なんだこりゃ? というくらいに移動ばかり。

で、そこでわかった三つ叉ソケットの必要性であります。

つまらん話なのですが、これだけ忙しいと、新幹線の移動時間がもったいない。2時間半。一仕事できる時間なんです。
で、もともと出張しなれていない人間なんで、最初は最近流行の転がすキャリーバッグにノートパソコンから何から突っ込んで持って行ってたんですが、もっと荷物の多いカメラマンさんと同行した東京からの帰りの新幹線で、

「新幹線は、なんと言っても一番後ろの席ですよ。」と旅慣れたカメラマンさんから、教えてもらったのでした。

よく見れば、一番後ろの席には、ちょうど大きめのキャリーバッグが入れられるくらいのスペースがあるわけで。これはもう、カメラマンさんには絶対便利ですわね。なんだかんだと道具が多いですから。

へぇ〜、と感心したんですが、よく見るとそこにコンセントもあるではないですか。しかも誰でも使って良いという風情。


「ほほぉ」


と私はほくそえんで、そのままノートパソコンをつないで帰りの社内で、原稿書きの仕事を始めたのであります。いやー、ええこと教えてもらったわぁ、てなもんで、次の東京出張では、もう、チマチマしたものは持たずに、ノートパソコンと電源コードだけをカバンに入れてチケットを取る時から「一番後ろの席、お願いします。」と頼んだのでした。

ということで、今度は新大阪から東京まで丸々仕事に使おう!と思って作業をしていると、あっという間に京都。空いていた隣の席にビジネスマン風の人が座ってノートパソコンを取り出して仕事を始めたんですけど…。


コンセントは一個しかない!


のであります。
あー、悪い事したなぁと思いつつも、こっちも締め切りせまってますし、必死でありまして、とにかくひたすら原稿を書いてたわけですが、その時つくづく「これは、後尾座席に座った時は三つ叉ソケットとか持ってくるのが礼儀というか、マナーかもなぁ」と思った次第。
いや、実際、自分が逆の立場に立った場合もあり得るわけで、そういう時でも役に立つだろうし。


まぁ電圧とかの問題で、あんまり効果がなくなっちゃうのかも知れませんけど、それでも、一応は持っておきたいものだなぁと思いました。

いや、しかし、新幹線で仕事。当たり前になってしまいましたね。昔はパソコン広げただけで、好奇の目で見られたもんですが。