思ってもいなかった事が人生には起きる。

前々から、書こう、書こうと思いつつ、ずっとそのままになってたので、ちょっともう、思い切って書いてしまいます。

と言っても、別に大告白があるわけでもなくて、単に本の紹介というだけなんですが。





この「心のブレーキの外し方」は、ただいまベストセラー街道まっしぐらという事でして、心理関係の書籍としては異例の大ヒットだそうです。

で、この著者の石井裕之さんの書籍が、けっこう好きで、僕は去年から連続して5冊くらい読んでるんですね。

とても良い本だと思うので紹介したかったのですが、実はどう紹介したらいいのかが、良くわからないんですね。それで紹介が遅れたという事です。

えー、去年はプライベートでの恋愛関係が結婚に至る寸前で破綻するという憂き目にあったんですが、それって、僕としては想定していなかった出来事なんですね。でも、人生には想定外の事が起きるという事はあるわけです。

で、その想定外の事というのは、どうして起きるかというと、僕は多分「無意識を味方につけているかどうか」というところに集約されるように思うのです。

人間は「成長しよう=変ろう」とする表層意識と平行して、「安全・平和であれ=変るな」とする無意識での力が拮抗していて、そのバランスを上手に指図することこそが、「生き方上手」なんだろうという気がするわけです。

でも、無意識というのは意識できないから無意識なわけでして、これを意識でコントロールするというのは、簡単なように見えて、実はそれほど簡単でもないって事だと思うのですよ。

その難しさに気づくかどうかというのが、けっこう重要なポイントだと思うのですね。

で、この本はその「コントロールが難しい無意識層の手綱の握り方」をまとめてくれている本です。その意味では、ものすごく画期的な本なんだと思うんですよ。これはすごい。

でも、その「すごい」という部分が、実はとても伝わりにくい本でもあるんですね。顕在意識と無意識との矛盾に気づいてる人にはすごく良い本なんですけど、そうでない人には、屁理屈こねてるだけにしか感じられないだろうと思う。

なので、どう紹介すればいいのか、よくわからなかったんですけど、まぁ悩んでいてもしょうがないし、とにかく「石井裕之は良い!」という事だけで紹介してしまおうと思ったというような事です。

まぁね、人生ね、思い通りにはなかなかいかないんですよ。で、それを多少なりとも思い通りに動かそうと思うなら、この本は役立つと思います。
ま、そんな感じの本です。

…って、これでは、ほとんど紹介の役に立ってないなぁ。うーん。やっぱり、またもう一度仕切り直して紹介しなおします。
では。