いい時、悪い時をならす。

ものごとに一所懸命に取り組むのは良いことなのですが、ずっとベスト状態で有り続けるという事などはできません。
人生は長く、そして短い。
ベストでないから人生でないという事はなく、最上だから絶対に幸せだという事もないのだと思います。

大切なのは、良いことも悪いこともあると受け入れた上で、その振れ幅をあまりおおきくしないように、普段から注意しておくことだろうな、と思います。

で、それを具体的に言うならば、普段から身の回りの人との関係を安定的に保つという事が大事なのでしょう。身近であればあるほど、ということになるんではないでしょうか。

自分ひとりの幸せを願うのではなく。さりとて自分の立ち位置を忘れるのでもなく。そのバランスを常に正確に測りながら、最適なところに落とし込んでおく、ということでしょう。

幸せだー! と舞い上がってしまったり、最悪だー…と落ち込んでしまったりという極端な状態から、いかに自分を回避するかではないかと思われます。
幸せ八割、心配事(将来を見通す力)二割とか、そういうようなバランス感覚でしょうか。

いまだけ幸せでもいけないし、あまりに将来を心配したり、過去をひきずってもいけない。
過去からは何故失敗したかを学び、将来に対してはちゃんと心配した上で、今を十分に楽しむということでしょう。

とまぁ、言うのは簡単なんですが、これが意外にできないんですよねぇ。いやホントに。

なかなか難しいもんです。